
おっとり系なのに性欲旺盛、しかも長身&巨乳という花岡さんのキャラクター設定がまず強烈。
普段は内気で目立たないけど、クラス中の男子からいやらしい視線を集めてしまう存在感があり、その「見られて嫌だけど嬉しい」っていう揺れ動く気持ちもリアルに描かれていて面白いです。
そんな彼女が選んだ相手は、飼育部所属の動物好きで温厚な童貞男子・マキ君。みんなの欲望を集める花岡さんが、実は優しくて純朴な彼にだけ惹かれていた、という展開が甘くてエロい。ずっと抑えてきた欲求が、旧校舎での告白シーンをきっかけに一気に爆発してしまう流れは、まさに“抑えきれない女の本能”って感じでドキドキします。
エロティックさはもちろん、「おっとり女子が本気になったら一番怖い」という説をそのまま証明しているような迫力もあって、主人公が完全に飲み込まれていく様子がゾクゾクする。可愛いのに肉食、愛情たっぷりなのに攻め方が激しい、そのギャップこそこの作品の醍醐味です。
全体として、陰キャ童貞男子が、欲望と愛情に忠実な長身女子に優しく、でも強烈に“食べられてしまう”背徳的で甘い物語。ちょっと羨ましくもあり、震えるほどセクシーでもある一作でした。


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