前作「キレイなお姉さんはちょっと怖そうに見えたけど…」のアフターエピソードとして描かれる今回、舞台は地域の洋菓子イベント。頼まれると断れない水咲姉さんが、ケーキ屋のオッサンに押し切られて会場で手伝うことになるんですが――用意された衣装がまさかのキャンギャル風。
普通なら地域のお祭りに場違いなほどセクシーな衣装なのに、抜群のスタイルを誇る彼女が身に着けてしまえば、当然ながら会場中の男の視線を一身に集めてしまう。
恥ずかしさに呆れながらも約束を守るあたり、水咲姉さんの律儀さが感じられて可愛いんですよね。
でも本当の本番はイベントのあと。
「お礼」という名目で待ち受ける大人の時間が用意されている、という流れがまた背徳的で、普段はしっかり者のお姉さんが、プライベートでは妖艶に振る舞うギャップがたまらないポイント。
本作は前作を読んでいると、彼女のキャラクター性がさらに深まって感じられるのが魅力。
強そうに見えて実は押しに弱く、セクシーでありながら可愛らしさも併せ持つ――そんな多面性がよく出ていて、ただのエロ展開以上の満足感を味わえます。
イベント会場での視線の集中と、その後の濃厚なお礼タイムの対比が、物語全体をグッと引き立てていました。
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